みなさん、こんにちは。
tsumiki証券では12月28日より約2か月間、「投資と寄付で世界を応援しよう!~エールをみんなに!キャンペーン~」を開催します。
これからつみたてをスタートしようと考えている方を応援したい!という気持ちで考えました。
今回は、tsumiki証券ではじめて「ひふみプラス」をつみたてられた方に500円分の「ひふみプラス」をプレゼントさせていただく、というものですが、その500円を寄付するということもできます。「投資」か「寄付」か、皆さんにはどちらかをお選びいただくこととなります。
寄付を選ばれた場合は、皆さんに代わってtsumiki証券が「日本ファンドレイジング協会」さんへ寄付させていただきます。
そこで、「日本ファンドレイジング協会」さんのことを皆さんにも知っていただきたく、今回はインタビューをご紹介します。
聞いてきました!「日本ファンドレイジング協会」ってどんなところ?
■日本ファンドレイジング協会って?
想いと想いがつながる、連鎖する社会を創っていきたい
わたしたちは、「社会のお金の流れを変える」ということを目指して活動する認定NPO法人です。
日本社会は、少子高齢化に加えて政府の財政赤字も大きく、社会保障費がこれから増大していくなかで、このままでは子どもたちの世代に大きな負担を残してしまう可能性があります。
その課題を解決するひとつの方法が、NPOなどの「民間による社会問題の効果的な解決」です。
私たちは、そうした新しい社会問題の解決策がどんどん生まれてくるために必要な、寄付や社会的投資が進むための取り組みを進めています。
具体的には、NPOなどで支援者に感謝し、報告し、支援の輪を広げる専門家をファンドレイザーといいますが、その専門的能力を高める資格制度と研修「認定ファンドレイザー資格制度」を展開しています。今、専門スキルに加えて、支援者の信頼を裏切らないように、倫理宣誓書にも署名して高い倫理観を持つ約1500人の資格を持ったファンドレイザーが全国で活躍しています。
他には、子どもたちの社会貢献や寄付の原体験をワクワクする素晴らしいものにするために、「寄付の教室」などの社会貢献学習の新しい取り組みを全国の学校で行っています。既に約1万人の子どもたちがプログラムに参加し、自分が人生の中でどう社会に貢献することができるのかをイメージできると好評です。
その中でも、最近では、Learning by Givingといって、「寄付者が寄付先の選定を子どもたちに託す」というプログラムが注目されています。「寄付してもいいが、いい寄付先が見つからない」という寄付者の寄付先を、中学生などがクラスでNPOなどを調べて、ディスカッションして寄付先を決めるという取り組みです。子どもたちが決めた寄付先に寄付者のお金が直接振り込まれます。それによって、子どもたちには貴重な学びがあり、受け取ったNPOは寄付者の想いと子どもたちの想いをダブルに受取ります。寄付者も寄付先のNPOと子どもたちからダブルの感謝を受け取るという仕組みです。
私たちは、寄付を受ける側、寄付をする側の両方に対して、必要なサポートをすることで、想いと想いがつながり、連鎖する社会を創っていきたいと思っています。
■大切にされている想いや考え方について教えてください!
「一人ひとりのモノの見方が変わる」ことを積み重ねていく
私たちは誰しも、子どもの貧困があり、虐待があり、不正があり、環境問題があり、といった話を聞くと、社会の制度や仕組みがなんとかならないのかと感じます。「社会を良く変える」ために、法律や行政のサービスをどう進化させていくのか、あるいはNPOやソーシャルビジネスなどの組織が、新しい支援サービスなどを立ち上げていくということは、それ自体とても大切なことです。
私たちは、そうした制度や政策が変わることや新しい新サービスが生まれることに加えて、もうひとつとても大事なことがあると思っています。
それは、「一人ひとりのモノの見方が変わる」ということです。
日本社会でいえば、1億2000万人のひとがいて、その一人ひとりがいまの社会や日常をどうとらえていて、その中で自分がどうしていきたいと感じているのか、ということが、結果として私たちの社会を形作っていきます。政治や行政、大きな企業のリーダーの意思決定は影響力がありますが、その一つ一つの意思決定は社会全体の個々人の意識や関心と無関係ではいれません。
私たちは、今の社会の困難な課題の最前線に起こっていることを知ると、多くの人が変化し、考え、できることを行動し始めるという姿を見てきました。それはちょっとした日常の小さな変化かもしれませんが、その人の言動は家族や友人、職場の中でゆるやかに、でもしなやかに変化を生み出すということも感じています。
今の日本社会の課題は、何かひとつの劇的なことで解決することはありません。行政だけ、企業だけ、NPOだけでも解決できません。遠回りなようで、最も近道なことは、「一人一人のモノの見方が変わる」ことを積み重ねていくことだと思いますし、寄付には、そうしたきっかけを生み出す可能性があると思います。
■わたしたち(個人)ができる社会貢献ってどんなことがありますか?
寄付とは、寄り添って付き添うこと
個人ができる社会貢献は大きく分けると「寄付」と「ボランティア」があります。そこに最近は、所属する企業などを動かして社会問題の解決に貢献する事業を生み出すリーダーシップを取ることも増えています。
寄付をするときにぜひ知ってほしいのは、「寄付」って「寄り添って付き添う」と書いてある文字だということです。金額の多寡ではなく、寄付先に気持ちとして寄り添ってあげることで、本当に素晴らしい何倍もの価値が生まれる可能性があります。それは、寄付するときの応援の一言でもいいし、ちょっとボランティアもしてあげるというのでもいいです。SNSで寄付先のことをシェアしてあげるのだっていい。そうした皆さんの「応援の想い」が寄付先のNPOなどにすごいエネルギーを与えます。
寄付の方法は、お金だけではなく、古本を寄付する、使用済み切手を寄付するということだってあります。自分のスキルや知識、時間をボランティアとして寄付するという考え方もあります。
私たちは、12月の1月間を「寄付月間」として寄付の啓発月間にしていますが、そこでの合言葉は「欲しい未来に、寄付を贈ろう」です。寄付とは、自分が欲しい未来への「投資」です。寄付は一般的には「利他行動」かもしれないですが、長い自分の人生では自分にもめぐりめぐって返ってくるし、次の世代の子孫たちの人生の幸せにつながるという意味では、すごく長期的には、利己行動であるともいえるかもしれません。自分と、自分が大切にする人たちのために、ぜひ、「寄り添って付き添う」感覚での寄付・ボランティアをしてみてください。経験を通じて、自分にあった寄付やボランティアの形がきっと見つかると思います。
ファンドレイジング協会さんについてもっと知りたい!という方はこちらからホームページをご覧ください。
キャンペーンへの皆さまのご参加お待ちしております♪