仲木です。
私は7月15日をもってtsumiki証券を離れます。
2018年の創業から3年間でご縁ができたtsumiki仲間(お客さま、パートナー運用会社、丸井グループなどすべての関係者)の皆様に心から感謝いたします。
今回は、そんな大切な仲間へ簡単ではありますがお伝えしたいことを記します。
『クレジットカードビジネスで若い人たちと一緒に長い年月を積み上げて信用をつくってきた丸井グループが、将来への不安を抱えるお客さまに対し、不安を安心に変えるために証券会社を立ち上げる。しかも、投資信託のつみたて投資に徹する』
そう聞いたとき、驚いたと同時にワクワクしました。それは、私自身がやってみたいと思っていたサービスでもあったからです。
〈選りすぐりの投資信託×つみたて投資のみ〉で資産形成サービスを提供し、投資はじめてさんの伴走者にもなる存在として、肝心要のパートナー運用会社は、セゾン投信、レオス・キャピタルワークス、コモンズ投信の3社に決めました。
この3社は、組織、経営者、運用責任者、チームワーク、チームメイト、顧客、など様々な観点から自信をもってお客さまにお繋ぎできる会社だと判断しました。お互いの信頼関係を強固にするために何度も対話を重ね、時には酒を酌み交わすこともありました。今思えば、失礼な発言をしたかもしれないが、避けずに正面からぶち当たって良かったと思います。
そして、仲間となった運用会社3社と販売会社であるtsumiki証券が一緒に共創関係を築きながら世の中やお客さまとコミュニケーションをとってきた結果、少しずつですが着実につみたて仲間が誕生しています。ロケットスタートではないものの、このtsumikiモデルでしっかりと仲間が増えているということは、投資はじめてさんの不安岩盤に風穴を開けていると言えるのではないでしょうか。
つい先日、2021年3月末時点で98.6%のお客さまの運用成績がプラスになったとの報告を受けました。めちゃくちゃ嬉しく、ちょっと目が潤んでしまいました。
ここで、私が好きな「tsumikiらしさ」を紹介します。
tsumikiは、タッチポイントとなる媒体に出す一つひとつの言葉や表現にこだわり、金融独特の用語やデータは削ぎ落としています。また、迷えば直接お客さまに聞くという場を設け(途中からは「tsumikiかいぎ」と名を改め、よりファンとのつながりを重視)お客さまとの対話を多く実施してきました。お客さまに寄り添えているか、優しい表現か、しっかりと伝わるかを本気で追求し続けている、そんな関係性を重んじているところが好きです。
これからも、長く愛され続ける商品が揃っている素敵なセレクトショプのような存在として、成れる最高の証券会社を目指して進化していくと思います。少し時間がかかっても、かけた時間と毎月のつみたて投資の接点がお客さまとの信頼を紡ぎ、関係性を深め、お互いの笑顔に繋がる…そんな素敵なビジネスにこれからも別の場所からではあるものの仲間として一緒に関われることを嬉しく思います。
最後に、つみたて投資を始めたお客さまに一言伝えたいと思います。
自分自身でイメージするゴールや目的があるとは思いますが、そこに固執せずに、そこに至るまでのプロセスを大いに楽しんでみてください。お金を別の資産に置き換えることで得られる気づきや学びが溢れています。
tsumiki証券 仲木 威雄
創業から共に歩んできた仲木が新しいチャレンジに旅立ちます。
いつでも資産形成や金融がもつポジティブなパワーを信じ、誰とでもまっすぐに向き合う。彼のいい意味での”金融の人らしくなさ“はいつも私たちに新しい気づきと勇気をくれました。
立場は変わりますが、資産形成を通じてお客さまのしあわせのお手伝いをする・よりよい世の中をつくるという目標に向かう仲間であることには変わりがありません。さみしい気持ちを抑え、明るく送り出します!
仲木さん、今までありがとう、これからもよろしくね。
tsumiki証券 寒竹 明日美
(本社ビル1階にて)
(全員でNISAポーズ)