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↓前回の内容はこちら

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前回は「平均顔」のインデックスファンドは、すでに株価に織り込まれている情報を反映した「現状肯定型」で「現在完了形(”have been”)」なファンドであること、インデックスには、それから離れて運用されるアクティブファンドの「ベンチマーク」としての役割があることなどをお話しました。

 

投資とは、より良い未来を描く想像力をもって、それを実現して収益につなげるためにあらゆる努力を惜しまない「企業」、そしてそれを応援する「投資家」である皆さん、そしてその間に入って優れた企業を発掘し、エンゲージメント活動によってさらにより良い未来を企業と一緒につくっていこうとする「ファンド運用者」、それらが三位一体となって可能になるものです。つまり、現状肯定や現在完了形では満足せず、三位一体で未来を切り開いていくのが、「未来形(willな)ファンド」であるアクティブファンドの本当の役割です。

 

 

           

 

そのような投資の原点を考えると、投資初心者の方も、ある程度経験のある方も、「意思と個性」をもったアクティブファンドへの投資に是非チャレンジして頂きたいものですが、アクティブファンドは一体どのようにして運用されているかご存知ですか。運用業界で実際のファンドの運用に携わるファンドマネジャーやアナリストと呼ばれる人達だけが知っているアクティブファンドの運用の世界を少しのぞいてみましょう。

 

一般的なイメージとして、アクティブファンドの運用者は日がな一日、株を安く買って高く売るということを絶え間なく小刻みにやっている人達、と思われているのではないでしょうか。以前このブログでも紹介しましたが、それは今から40年ぐらい前の話で、その後英米から企業調査に基づく運用が導入されてからは、ファンドマネジャーと呼ばれる運用担当者は、同じ会社の同僚であるアナリスト(企業調査担当者)やエコノミスト(経済分析担当者)などと共に、ほとんどの時間を様々な調査活動やそれに関する分析に費やしています。

 

           

 

では、調査・分析とは具体的に何をするのか。まず運用の前提として、世界の経済や政治が長期的にどのように変化していくのか、社会や家族が色々な国や地域でどの様に変化するのか、様々なテクノロジーの進歩がそれらにどのような影響を及ぼすのか等、ほとんど「森羅万象」とも言える広い範囲の事柄について「未来シナリオ」を作ります。さらに「未来はこうあるべき」というような運用者自身の「想い」も加えた上で、そのようなシナリオを実現し、かつそこから利益を得て持続可能な形で成長できる会社を調査によって絞り込んでいき、ファンドの投資対象として選定します。もちろん投資対象の一つひとつの会社について、経営方針、事業の競争環境、人材の質、企業カルチャー、社会課題への取り組みなど、非財務面の調査・分析も行った上で、将来の収益モデルを構築し、市場で評価されている企業価値(株価)と比較します。

 

        

 

最終的にファンド(ポートフォリオ)の形にするためには、一つひとつの投資対象企業をそれぞれどれくらいの割合で組み入れるのかの判断をしなければなりません。それは運用担当者の仕事ですが、金融商品取引法などによって厳しく規制されている投資信託の運用会社は、会社の体制として、運用担当者の判断をモニターし「管理」しています。それは通常毎月行われる「運用レビュー会議」だったり、「リスク管理委員会」だったり・・・。その管理の方法として、「ベンチマーク」としての指数が登場します。アクティブファンドはベンチマークから離れて運用しますが、ベンチマークからどれくらい離れているかをリスクととらえ「アクティブリスク」と呼んで、それを管理するのです。

 

長期的にベンチマークを上回る「アクティブリターン」を得るためには、しっかりとした未来シナリオと地道な調査活動がベースになりますが、それらは世界の状況の変化に応じて常に見直し・アップデートされる性質のものです。しかし、運用担当者は往々にして自分達の未来シナリオや組み入れ判断について自信過剰に陥るものです。そこで運用会社は、組織としてアクティブリスクを管理し、運用担当者の自信過剰に一定の歯止めをかける仕組みをつくっているのです。

 

 

          

 

しかし、このアクティブリスクの管理も、行き過ぎればアクティブファンドの真骨頂である「意思と個性」を薄めてしまい、ファンドを「平均顔」に近づけてしまうことになりかねません。そこで、ファンドによっては投資家向けの開示資料のなかで、「ベンチマークはこれですよ」という明示はせずに「参考指数」として何らかの株価指数を示すだけにとどめているものもあります。これはアクティブリスクを管理しすぎて没個性にはなりません、という決意表明のようなものだと思えばいいでしょう。

 

次回も引き続き、「アクティブファンドのいろいろ」を、また別の切り口からお話ししてみようと思います。

 

tsumiki no Jii-sama

 

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