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投資信託のモヤモヤ③ どんな投資信託を選べばいいのか分からない??

つみたてデビュー。
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世の中がネガティブな時に始めた方がむしろ有利なつみたて投資。そして期限を切らない「果報は寝て待て」的な投資姿勢が「時間を味方」にする秘訣、という話が前回までの「モヤモヤ」でしたが、でも、どんな投資信託を選べばいいのかさっぱり分かりません!と、新たなモヤモヤがつのっている皆さんに、これから少しずつ「投資信託の選び方」にまつわる話をいたしましょう。

             

                                  

まず、投資信託とはどういうものなのか?をよく理解しておく必要があります。「株式などの有価証券を組み合わせてパッケージのようにしたもの」というイメージをもっている皆さん。正解です!でも、投資信託の本当にスゴイところは、その中身の細かいところまで、全てが「開示」されていることなのです。それは「目論見書(もくろみしょ)」や「運用報告書」などの形で公開されています。英語で「ディスクロージャー」と呼ばれ、投資信託業界の人達は短く「ディスクロ」と言ったりしています。個々の投資信託(「ファンド」)のディスクロには、ファンドの投資目的・特色や運用実績を含む運用内容、運用に関わるコストなどが詳細に開示されているので、数ある金融商品の中でも、投資信託は最も「透明性」の高いものであることがわかります。

       

                                               

それでは、なぜ徹底した「開示」が必要なのか?それはファンド一つひとつが全て異なり、中身が分からなければ、自分が納得できるものを選ぶことができないからです。投資信託に対して不安感を抱く人は、「中身が分からないものには近づかない」という生き物としての本能に忠実で、中身が分かれば、不安は少なくなるはず。加えて、「開示」によって「衆人環視(しゅうじんかんし)」(皆がみていること)の状態になるので、それによる安心感もあるのです。

 

ただ、ここで一つ問題があります。ディスクロでは誤解を避けるために硬い言葉づかいになりがちで、聞きなれない用語も使われるため、初めて読むとチンプンカンプンという事が多いのです。運用の中身を示す投資対象の組入れ比率や、過去の運用成績を市場の平均と比べたりする数字も大量に並んでいて、ウンザリする人もいるでしょう。

                                      

そんな、初心者がちょっと敬遠したくなるディスクロではありますが、長期のつみたて投資家がチャンと読んでおきたいのが、「投資信託説明書(交付目論見書)」です。特に「目的」とか「特色」と呼ばれる部分は、そのファンドの「考え方」というか、「人となり」のような部分で、じっくり読むと、段々ファンドの顔が見えてきます。読み物としても面白く、運用会社はとても力を入れてこれを書いています!

          

 ディスクロ以外にも、運用会社は色々な情報発信をしています。最近では動画で発信することも多くなり、ファンドを運用している会社の人達の実際の「顔が見える」ようになってきています。長期につみたてを続けてゆくためには、やはり「顔が見える」運用会社の「顔が見える」ファンドに投資して、一緒に人生を歩んでゆくような気持ちが必要かと思います。そうしないと、短期の運用成績を市場平均や他の投資信託と比べ、常に「隣の芝生が青く見える」心理状態になって、次々に別のファンドに乗り換えるというような、短期的な行動に走ってしまいがちです。ファンドの「考え方」とか「人となり」をしっかり確かめ、「いいな」と思う自分の感性を信じて、じっくり付き合ってみるとことが大切なのです。何だか、人間との付き合いとよく似ていますよね。

 

tsumiki no Jii-sama

 

 

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