みなさん、こんにちは！tsumiki証券 スタッフです。
こちらの記事 では、分配金の基礎知識や、分配金再投資でつみたてNISAの非課税投資枠（年間40万円）が消費されることをご紹介しました。
今回は、つみたてNISA口座の金融機関変更をご検討の方に知ってほしい注意点をお伝えします。
１．つみたてNISA口座で分配金が再投資されると、その年は金融機関変更ができない！
つみたてNISA口座で持っている投資信託に分配金が出ると、その年のつみたてNISA口座の非課税枠を利用して再投資されるのですが、つみたてNISA（NISA）は、その年に１円でも利用すると金融機関変更ができなくなってしまうため注意が必要です。
「2023年に金融機関変更をしたいAさん」を例にあげてご説明していきますね。
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2023年にtsumiki証券のつみたてNISA口座を他社に変更したいAさん。
つみたてNISA口座は、その年に一度でも非課税枠を使ってしまうと他社に変更できないことを知っていたので、2023年の非課税枠を使わないよう「つみたてNISA優先」のつみたて設定をあらかじめ取り消していました。
ところが、つみたてNISA口座で持っている投資信託に分配金が出て、つみたてNISA口座で再投資がされてしまい、2023年の金融機関変更ができなくなってしまいました。
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「分配金再投資でつみたてNISAが使われる」ことや、「NISAはその年に１円でも利用すると金融機関変更できない」ことは気づきにくいポイントで、実は毎年このケースが発生しています。
２．対処法とよくあるご質問
2023年の金融機関変更は、2022年10月から受付を開始しています。
なので、分配金再投資が行われる前に金融機関変更の手続きを行い、つみたてNISA口座を廃止しておけば、分配金は特定口座でつみたてられ、つみたてNISAは使われません。
①いつ分配金が再投資されるかわかるの？
分配金が出るか出ないかは投資信託の決算時に発表され、出た時には決算日に再投資されます。例えば、コモンズ30ファンドの決算日は毎年1月18日なので、もし分配金が出ることになればその前につみたてNISA口座の金融機関変更の手続きを完了させておく必要があります。
②分配金が出た時につみたてNISA口座がないとどうなるの？
特定口座でつみたてられるので、ご安心ください。
③つみたてNISAの金融機関変更の手続きってどうやるの？
書面でのお手続きになりますが、tsumiki証券のHPで必要書類や宛名ラベルをダウンロードいただけます。
詳しくは、以下URLの他社へつみたてNISA口座を移した方をご確認ください。
https://www.tsumiki-sec.com/procedure/#to_other
④つみたてNISAの金融機関変更の手続きが終わるまではどのくらいかかるの？
目安ですが、お客さまから書類をご提出いただいてから10日前後で解約のお手続きが完了し、tsumiki証券より「勘定廃止通知書」を郵送させていただきます。
つみたてNISAの金融機関変更をご検討の方は、ぜひ押さえておいてくださいね。
＜分配金の基礎知識や、分配金再投資でつみたてNISAの非課税投資枠（年間40万円）が消費されることについてはこちらの記事をお読みください＞
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