みなさん、こんにちは!tsumiki証券 スタッフです。
今回は、つみたてNISAの「分配金再投資」の注意点をお伝えします。
「つみたてNISAで月33,333円つみたてしている」「つみたてNISAの非課税枠内で投資をしたい!」という方はぜひ最後までお付き合いください。
<つみたてNISAの金融機関変更をご検討の方はこちらの記事 もあわせてお読みください>
1、そもそも分配金って?
投資信託の運用の結果、得られた利益に応じて決算のタイミングで皆さんに分配するお金のことです。分配金を出すかどうか、またはどのくらいの額を出すのかは、投資信託の方針によって異なりますが、tsumiki証券が取扱う5商品の中では『コモンズ30ファンド』で過去に分配金が出ています。
2、分配金が出るとどうなるの?注意点は?
投資信託に分配金が出た場合、tsumiki証券では「再投資(自動的に同じ投資信託を再度購入する方法)」にまわります。
再投資することで「雪だるま式に資産を育てる」複利の効果が期待できるなどメリットがあるのですが(複利についてはこちら)、つみたてNISA口座で持っている投資信託の分配金の再投資には少し注意が必要です。
その理由は、つみたてNISAの非課税投資枠(年間40万円)が消費されるため!
その年につみたてた金額と分配金の合計が40万円をこえると、特定口座を使用することになります。
①つみたてNISAで再投資される場合と、②特定口座で再投資される場合、それぞれご説明していきますね。
①つみたてNISAで再投資される
月に2万円ずつ年間計24万円つみたてて、かつ分配金が2万円でた場合、年間の投資金額は26万円なので、つみたてNISAの非課税枠内に収まります。
②特定口座で再投資される
月に33,333円ずつ年間約40万円つみたてて、かつ分配金が2万円でた場合、つみたてNISAの非課税枠がもうあまっていないので、2万円は特定(課税)口座でつみたてられます。
・つみたてNISA口座と特定口座の違いはこちら
3、分配金再投資で特定口座を使いたくない場合の対処法
特定口座にもメリットはあるので極端に使用を避ける必要はありません。ただ、どうしても使いたくない場合は、あらかじめ分配金が再投資された金額を考慮して、その分だけつみたてる金額を減らしておくと、非課税枠内での投資におさめることができます。
たとえば、再投資が20,000円の場合、年間の投資金額が38万円になるように計算すれば、非課税枠からあふれる=特定口座でつみたてられることはありません。
ちなみに、つみたてNISAの非課税枠の計算期間は1月~12月なので、2022年の年間投資金額を調整する場合、【11/28(月) 15時まで】につみたて設定をご変更ください。
▼分配金が出ているか確認する方法はこちら
・毎月のつみたてスケジュールはこちら
「特定口座は課税口座なのでできれば使いたくない!」というお声をきくこともありますが、特定口座で運用中にお金がかかることはなく、税金がかかるのは引き出した時に利益がでている場合のみであることも押さえておいてくださいね。
みなさんもぜひ確認してみてください!
<つみたてNISAの金融機関変更をご検討の方はこちらの記事もあわせてお読みください>
〇△□お知らせ □△〇
公式インスタグラムをはじめました!
お役立ち情報も発信していますので、ぜひ覗いてみてください♪
tsumiki証券スタッフ【公式】
@tsumiki_staff
https://www.instagram.com/tsumiki_staff