つみたて投資は、毎月自動的に一定額を買うことができる。これは、買うタイミングを考える必要がないのでドキドキしないというメリットになる。
一方、“投資はじめてさん”は、まだなんとなく不安だったり、投資そのものに自信が持てないこともあって、少し値が上がったタイミングでなんとなく売ってみたくなる。買うタイミングでドキドキしないのに、売るタイミングを考えて日々の値動きにドキドキしてしまう。
もちろん、売ったらアカンと言うつもりは毛頭ない。そもそも自分のお金だし、好きな時に売ってそのお金で家族と旅行や食事に行ったり、お気に入りブランドのスニーカーを買ったりするのは実に楽しい。
だが、まだ始めたばかりなのに利益確定のために“なんとなく売る”という行為は避けた方がええんちゃう?小刻みに売りを繰り返えすと小遣い稼ぎにしかならず、資産を形成することは難しくなるよ。
それだけではない。眉間に皺を寄せて自分のお金のことばかり気にしている爺さん、婆さんになってしまう。まるでこぶとり爺さんのように・・・。
日本昔ばなしで左のほっぺたのこぶが気になって、いつもイライラしておこっているこぶとり爺さんの方ね。
では、いつ売るのか?売るタイミングとかも考えない。必要な時がくれば必要な額だけ迷わず引き出せば良い。だから、日々の値動きにドキドキする必要もない。ただ、必要な額を繰り返し売却し続ければ、これもまた資産形成にはならない。
では、どうすれば良いのか?ポイントは2つ。
まずは、1か月分程度の生活費以上のお金が預金で寝ているのであれば、必要な額はそこから優先して使う。急に数十万円が入用になることはめったにないからだ。過剰な保険料も見直すなど金融資産はトータルで考えてみる。
次に、つみたて投資元本が100万円ぐらいになるまで待ってみる。tsumikiのつみたて仲間の毎月平均額はだいたい17,000円だから、だいたい5年ということになる。5年も待てない?いやいや、これから何十年も生きていくのだから慌てない慌てない。
私も引っ越しのタイミングで5万円分を2回ほど売ったことがある。利益確定とかは全く考えず、必要が生じたから引き出した。もちろん、滞留預金はほとんどなく、投資元本がある程度積み上がった後である。
多くの人にとって、趣味や家族と一緒に過ごすことに時間を割き健康的な生活をする。そして、自ら稼ぐ力をつけるために自己投資しコツコツ自分磨きを続けること。これが心豊かに家計のキャッシュフローを生む王道といえる。
ただ、せっかく生んだ価値あるキャッシュが銀行で眠っていたらなんとも勿体ない。
自分自身は、毎日呑んだり食ったりする経済活動のど真ん中に身を置いているのだ。同様に、お金も手元から開放してあげる。ちゃんと日々動いている経済の中に放り込んで他所で働いてもらうということ。
他所で働いてもらう?真面目に真剣に、または遊ぶように愉快にWORKしている人々が世界中にいるよね。彼らの可能性を考えただけでワクワクできるよね。
私もそんな人たちが集まっているTEAMが世の中にたくさん存在していて、「ワオ!ここにも凄いTEAMがあるやん♪」って日々ビックリしている。
投資ってそんな稼ぐ力のあるTEAM(会社)の成長にどっしり乗っかるということ。
それは、世界中で頑張っている仲間と共に自分もお金も成長するということ。
全体のパイも増え、みんなが実りを得るプラスサムの世界にがっつり参加するということ。
実際、こんな世界に参加しこの10年で資産を2 ,3倍にしてる仲間は周りにたくさんいる。
そう、ゆったりと時間を味方にしている投資家のみが味わえる世界である。
一度味わうとしめたもの。丁寧に投資のリターンを積み重ねていけば、短期的な日々の動きに意味はなく、なんとなく売却することが勿体ないことがしみじみとわかる。
ふと、思い出した折にどれくらい増えているかを確認して、ニコニコしているぐらいで丁度良い。そう、右のほっぺにこぶがあるこぶとり爺さんみたいに。
投資でお金を世の中に回し、必要なときに必要な額を世の中からもらい、どんどん好きに使う。使うことでお金が経済に戻り、必要としている人に流れ、仲間全体のパイも自分の資産も膨らむ好循環。
1人1人が視座をちょっとでも高めて、美意識を反映させてこの循環に参加すれば質の向上も期待できる。それぞれのインベストメントライフを愉快に生きれば、それが世のため人のためにもなる。最高やん♪♪
※ tsumiki仲間の方々で、ここ数カ月「急に評価額が上がったなあ」と実感されている方も多いと思いますが、上がるときはすーっと行きます。長い時間をかけて「量(数量)」を買い込むことで、ビューンと加速するのでお楽しみに♪