tsumiki blogをお読みいただきありがとうございます。
tsumiki証券の大久保です。
今回は先月に続きtsumiki証券で働く私の実際の運用状況を公開する内容です。
先月のブログはこちらからご覧いただけます。
9月5日現在の運用状況
私はtsumiki証券の4つの商品のうち、コモンズ投信を積み立てしています。
つみたてた金額は33000円(11回つみたて済)です。
早速現在の状況を見てみましょう。

減ってます…
1610円のマイナスという状態です。
先月(8月)の記事…-377円
今回(9月)の記事…-1610円
先月と比較してもさらに下がってしまいました。
アメリカと中国の貿易問題などの影響から8月は世界的に株価が下落気味だったようですね。
下がってる、そんなときどうする…?
自分のつみたてした金額が減ってしまっていると、もちろん気持ち良くはないですよね。
どうしよう…何か手を打たないとこのままじゃ大損しちゃうんじゃ…などと思ったりする方もいると思いますが「つみたて投資」のtsumiki証券ではおすすめの行動は決まっています。それは…
なにもしない。
はい、なにもしません。
というのはどういうことかと言うと
焦ったり慌てたりして投資信託を売ったりせずに今まで通りにつみたてを続けるということです。
「値段が下がっているのに本当に大丈夫なの?」と私もはじめは不安に思っていましたが、つみたて投資ではむしろマイナスの時こそ変わらず買い続けることが長い目線で資産を増やすポイントなんです。
価格が下がってるときは数がたくさん買える
毎月自動で投資信託を買っていくのがtsumikiのつみたて投資。
“毎月自動で”とあるように商品の価格の上下に関係なくほったらかしにしておいても毎月一定金額で買っていきます。駆け引きはいりません。
なので今の私のように投資信託の値段が下がっている状態で買うこともあるのですが、その時どんなことが起きるか見てみましょう。
写真は私がつみたてした内容の詳細なのですが、注目してほしいのは写真の「取引数量」と書かれている部分です。

「数量」とは何のことかというと、「自分が買った投資信託の数」を表しています。(数える時の単位は口(くち)です。)
私は7月も8月も同じ3,000円をつみたてたのですが、同じ金額で買ったのに7月に買えた数量に比べて8月に買えた数量は多くなっていますね。
これは先月より投資信託の値段(基準価額)が下がったので同じ金額でも数を多く買えたということです。
ちょっと難しいのでたとえ話をします。
1つ100円のお菓子は100円で1個買えます。
もし次に買うときにお菓子が値下がりして1つ50円になっていたら、同じ100円でも2個買えるようになりますよね?
一見複雑に思えますがこれと同じことが投資信託を買うときにも起きているんです。
お菓子の単価が下がったら同じ金額でも数を多く買えるように、基準価額(投資信託の値段)が下がったら、同じ金額でも投資信託の数としては多く買えたのです。
だからなんだよ!という声が聞こえてきそうですが大事なのはここから。
私たちが持っている投資信託の金額というのは
基準価額(投資信託のその時の値段)×数量(持っている投資信託の口数)で決まります。
(このあたりのことは別の記事にも書いてありますので、良ければ参考にしてください。)
つまり、自分の資産を増やすには「投資信託の数量をうまく増やす≒安い(価格が落ちている)時にも買う」ことが大事になってくるのです。
どうしても日々変わっていく投資信託の値段に注目が集まりがちですが、資産を増やしていくためには「投資信託の数を増やしておく」ことも同じくらい重要なんですよね。
自分の資産が減っているとやっぱり悲しい気持ちになりますが、数を多く買うことに注目すると、「価格が下がった時こそ多く買える」ので、価格が落ちたときは「多く買えるチャンス」でもあります。
ですが、人間の心は難しいもので、価格が下がるとどうしてもこれ以上損するのが怖くなって売ってしまったり、買わない、あるいは買う金額を少なくしてしまう人が多いそうです。
安い時に多めに買っておくことで、長い目で見ると後で価格が上がった時に大きなインパクトになるのに…
「毎月自動でこつこつ一定金額をつみたてる」と、投資信託の価格が安い時に沢山買って、高い時は少なめに買うという「投資のコツ」を自動で実践できるんです。
もちろん、tsumikiのスタンスとは異なりますが自分で市場を見極めて、安くなったと思ったときにだけ買う!という投資法を実践する道もあります。(実際にやっている方も大勢います)
売り買いのタイミングを全部自分の意志で決めるとすると…みなさんは自分でうまくやれる自信はありますか?
私自身は少しでも価格が下がったらショックで売ってしまってチャンスを逃しちゃうと思います(笑)
「自動でこつこつつみたて」という仕組みは人間の「怖くなってチャンスを逃してしまう」心理の影響を受けにくい工夫になっていたりするんですね。
まとめ
今回のポイントは
自分の資産を増やすには
「投資信託の数量をうまく増やす≒安い(価格が落ちている)時にも買う」
ことが大事ということ。
意外と忘れがちな「投資信託の数量をうまく増やす≒安い(価格が落ちている)時にも買う」を覚えておいていただけると嬉しいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
今後も私の運用状況を定期的に公表していきます!
またお会いしましょう。