セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドのレポート(要約版)を見てみましょう。
毎月、見ていただきたいのは以下の3ヵ所だけです。
① 基準価額と純資産総額の推移(グラフ)
② 今月の投資スタンス
③ ファンドマネージャーからの一言
まず、レポートの2Pの中ほど右にある「①基準価額と純資産総額の推移のグラフ」を眺めてみてください。
「うーん…ちょっと難しい…」そう思う方もいるかもしれません。
でも、このグラフから大事なことが分かるんです。見ていただきたいポイントをこれからお伝えします。
(税金・手数料は考慮していません)
(この実績は過去のものであり、将来の運用成果を保証するものではありません)
2008年~2009年と2015年~2016年頃に大きく折れ線グラフ(基準価額)が凹んでいますが、オレンジ色の棒グラフ(純資産総額)はそれほど凹んでいません。また、この棒グラフがキレイに右肩上がりにつみあがってきていることも分かります。
これらは、このファンドには安定した資金流入があるということを示しています。
安定した資金流入のベースは、セゾン投信の70%近くのお客さまが実践しているつみたて投資によるものと考えられます。安定した資金流入があるからこそ、定められた運用方針に従って淡々と運用することができるのです。
「②今月の投資スタンス」を見る前に、そもそもこのファンドはどういう運用を目指すものかおさらいしましょう。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの運用方針は以下の通りです。
定められた投資比率に従い各ファンドへの投資を行います。原則として新規の流入資金を利用して、定められた投資比率に沿うように分散投資を行い、目標とする比率から一定の乖離が生じた場合はファンドの売却と購入による比率の調整を行います。
これはどういうことかというと、このファンドは原則として株式と債券の投資比率を50:50と定めています。そのうえで、各地域の株式や債券市場の大きさを考えて「Aファンドに〇%、Bファンドに△%」というように、今保有している9本のファンドの比率を決めて、そこから離れないように売買して調整するということです。
次に、「②今月の投資スタンス」を見てみましょう。
今月も運用方針通りに、投資が実践されていることが分かりますね。これなら安心安心♪
最後に「③ファンドマネージャーからの一言」に記載されている最後の一文を確認しましょう。
当ファンドでは引き続き、将来への予測に依存することなく幅広く投資を行うことでリスクを分散しながら皆様の長期的な資産形成に資することができるよう努めて参ります。
いつも同じことしか言っていませんが、ここで「ブレない方針、ブレない想い」で運用してくれていることを確認するのです。毎回コロコロと言うことが変わっていたら、自分のお金を安心して託すことができません。
60秒で今日もニコニコ、「いそがないで、歩こう」!!