先日、“投信「成績表」初の全社開示”というタイトルで、日経新聞に金融機関(販売会社)の運用損益別の顧客割合が公表されました。
1位 コモンズ投信:97.7%
2位 レオス・キャピタルワークス:91.2%
3位 セゾン投信:84.9%
簡単にいうと、“お金が増えている”お客様の割合です。
コモンズ投信の97%のお客さまの投資したお金がプラスになっているということです。
まるで、tsumikiのためにある成績表ではないかとニコニコしてしまいました。
もろもろの条件を考慮する必要もあるので、この成績表から単純に金融機関の良し悪しが判断できるものではありませんが、tsumiki証券のパートナーである3社が公表している金融機関の中でTOP3にランクインしていることは、素直に嬉しいです。
記事のタイトルは、“投信「成績表」初の全社開示”とありますが、“販売会社の「成績表」初の全社開示”というタイトルの方が相応しいと考えています。なぜなら、今回のこの指標から言えることは、投資信託の運用の優劣ではなく、販売会社の販売方針が明確に出たゆえの「成績表」だからです。
3社の成績が良かった理由として、「長期×つみたて」投資家が多いことだと言われています。もちろん、結果としてはそうですが、もっと根本的なところに解があると考えています。
それは、ビジネスモデルが顧客本位だということです。事業会社としては至極当たり前のことが、この業界においては言葉だけで、全く実践されていなかったのです。
3社は、自らの哲学で旗艦ファンドを設定・運用し、自らその思いを伝え、お客さまと共に成長するという直販をビジネスモデルの中核に据えており、一気通貫で経営から現場まで顧客本位の業務運営を徹底しているからこそ、「長期×つみたて」投資家が集まるのです。
公表はされてはいませんが、独立系投信会社で直販のさわかみ投信や鎌倉投信、ユニオン投信などの同比率も総じて高いと考えられます。
運用会社や販売会社を選ぶ際には、過去の成績や数字も大事ですが、そこで働いている人たちの想いや考え方に触れてみることも大切です。
そのあたりもブログをはじめとしてみなさまにお伝えしていきたいと思います。
この指標はまだ1回目なのでこれからにも注目するとともに、つみたてを通じて「すべてのお客さまの幸せ」をお手伝いするtsumikiも3社に肩をならべることができれば幸いです。
これからも素敵なパートナーたちとつみたての輪を広げていきます!